結構古い映画なんだけど、とても好きな映画のひとつ「バロン」をみました。
「12モンキーズ」のテリー・ギリアムが監督しています。
もともとイギリスの「モンティパイソン」の制作メンバーだったので、そのカラーが結構出ております。
1989年に公開されたSFファンタジーですが、いろいろとブラックユーモアも含まれております。
なんだかんだでテリー・ギリアムの映画を数多く見ております。
【ストーリー】
『ほら男爵の冒険』として知られる、ミュンヒハウゼン男爵の奇想天外な活躍を描いたファンタジー。
18世紀、トルコ軍占領下にあり、戦火の広がる町にて或る旅劇団がミュンヒハウゼン男爵の冒険を題材にした演劇を上演する。
そこへ突然本物のミュンヒハウゼン男爵(バロン)が現れ、トルコ軍は自分を追っていると言う。
しかし誰にも相手にされずバロンは落胆してしまった。
それを見た劇団の少女サリーや他の女達に励まされ、彼はトルコ軍を倒すという決意をする。
出演者には、ドーン・オブ・ザ・デッドのサラ・ポーリー、パルプフィクションのユマ・サーマン、TOYSのロビン・ウィリアムズが出ております。
みな若いです。サラ・ポーリーに至っては子供です。
右側の女の子がサラ・ポーリー
ドーン・オブ・ザ・デッドとか最近ではスプライスってのに出ております。
↓ バロン男爵の子分達です
足がめっちゃ速い、耳がよくて肺活量がめっちゃある、めっちゃ力持ち、目がよくて銃の名手
っていうそれぞれの設定です。
↓ ユマ・サーマン
若い、きれい!
お金かけ過ぎ(75億円)で採算の合わんえいがだったそうですが、とっても大好きな映画です。
8/19 おまけのメイキング動画などを追加しました
「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いたSFロボット&怪獣:カイジュウ(Kaiju)大作映画「パシフィック・リム(Pacific Rim)」を見ました。
率直な感想「めちゃめちゃおもしろかった!」
円谷プロ&超合金世代のおいらにはめちゃめちゃヒットでございま
【キャスト】
チャーリー・ハナム(コールド・マウンテン)、イドリス・エルバ(プロメテウス)、菊地凛子(バベル)、チャーリー・デイ(モンスターズ・ユニバーシティ)、ロブ・カジンスキー(ホビット ゆきて帰りし物語)、マックス・マーティーニ(プライベート・ライアン)、ロン・パールマン(ヘルボーイ)、芦田愛菜(うさぎドロップ)
↓アメリカ製イェーガー「ジプシー・デンジャー」のパイロット ローリー
↓同じく「ジプシー・デンジャー」のパイロット マコ(リンコ)
↓リンコの過去の記憶に芦田さんが出てきます
↓オーストラリア製イェーガー「ストライカー・エウリカ」のパイロット ハーク&チャック・ハンセン親子
↓中国製イェーガー「クリムゾン・タイフーン」は腕が3本あるのでパイロットは三つ子 タン兄弟
近未来。
太平洋の奥深くにある海溝から突如巨大な生物が現れ、世界各国の主要都市が次々と襲われた。
「カイジュウ」(怪獣)と呼称される謎の巨大生物たちの圧倒的な力を前に、人類は滅亡の危機に瀕する。
国際的な軍事組織、環太平洋防衛軍は最終手段として、パイロットと神経を接続して動く2人乗りの巨大ロボット「イェーガー」を稼働させ、カイジュウ退治に向かわせた。
対怪獣戦争のはじまりである。
当初は人類側が優勢に持ち込んだものの、次々に現れる強力なカイジュウたちに翻弄され、やがて人類は苦境に立たされることとなった。
その頃、5年前のカイジュウとの戦いでパートナーだった兄を失い、心に傷を負った元イェーガーパイロット、ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)は、環太平洋防衛軍の司令官、スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)の要請により、再びイェーガー計画に加えられる。
イェーガーが保管されている香港の軍事施設に向かったローリーは、そこで訓練生の森マコ(菊地凛子)とパートナーを組み、共にイェーガーに乗り込んで戦うことを余儀なくされる。
しかし、2人同時に心を1つにしないと操縦できないイェーガーを操縦することは、現在のローリーにとって難しいことだった。
パートナーとしてローリーとマコが互いを認め合えずにいる中、またしてもカイジュウが現れる。
こうして一抹の不安を募らせたまま、ローリーとマコはイェーガーに乗り込み、過酷な戦いへと赴く。果たして2人は、共に心を合わせてカイジュウを倒すことができるのか。(Wikipediaより引用)
↓カイジュウは別の次元からトンネルを通って地球の海底にやってきます海底からやってきます
↓まだイェーガーで勝てた頃のカイジュウの死体を運ぶ空母
↓主役機「ジプシー・デンジャー」
↓吠えるカイジュウ
↓カイジュウ
↓たぶん香港の基地
↓ジプシー・デンジャーはタンカーを棍棒代わりに戦います(タンカーの強度は気にしてはいけません)
↓アメリカのイェーガー「ジプシー・デンジャー」パイルダーオンします
↓オーストアリアのイエーガー「ストライカー・エウリカ」胸からミサイル出します
↓カイジュウが口から放電すると、イェーガーと香港基地のシステムがダウンしてしまいます
↓カイジュウの死体を漢方薬・薬として売ってるロン・パールマン(監督とはヘルボーイ繋がり)
↓オオグソクムシみたいな寄生虫
【激しくネタばれ】
- ゲーム:ロストプラネット2のようです。 カイジュウは、カテゴリー3とか4とか、サイズによって種類があるようです。
- グアム沖の海底の裂け目からやってくるのですが、これが実はワープトンネルでして、ID4みたいな異星人がカイジュウを作って地球に送ってきているのです。(ホントマジデ!)
- 異星人の目的は、これもまたID4と同様に地球の資源だそうで、カイジュウを使って文明を壊滅させてから、その星の資源を食い尽くしているんだそうです。(コレモホントタ!)
- なぜそれが分かったかっつーと、イェーガーに搭載してある人間の脳をシンクロさせる機械を使って、科学者がカイジュウの脳と自分の脳をシンクロさせた時に、カイジュウの記憶から判明しておりました。(ただ漠然と出現するより辻褄が合うしいいんじゃない)
-
カイジュウは異星人がクローン技術によって作られるようで、毎回イェーガーに倒されてしまうので、その都度サイズや戦い方を改良して送り込んでくるんだそうです。
また最初は年に数回1匹ずつの到来でしたが、周期も狭まり、複数匹で送られてきます。その辺の解明は太田光似の科学者がやっております。 - 映画の冒頭に解説がありますが、カイジュウの体液は、某宇宙生物のように酸性で、カイジュウを倒すとその後海水や土壌の汚染や悪臭など大変なようです。(空想科学読本で解説してたような気が)
- またカイジュウは、強酸を口から吐いたり、電磁スパーク的な放電をしたり、尻尾攻撃をしたりと、カイジュウ特有の攻撃を行います。
- ロン・パールマンは、そういうカイジュウの死体から皮膚や内蔵、骨、寄生虫など回収して漢方薬やらなんやら薬を生成・販売する闇組織「KAIJUREMEDIES」で儲けておりました。ガン・脳卒中からEDまで何でも効くそうです。
- カイジュウが転送されてくるトンネルは、カイジュウのDNAを認識して開通するようで、こちらからミサイルを放っても送り返されてしまうんだそうです。なので倒したカイジュウの死体を背負って転送トンネルを通り抜けます。
【イエーガーいろいろ】
↓オーストラリア製イェーガー「ストライカー・エウリカ」
↓日本製イェーガー「コヨーテ・タンゴ」(リンコの回想シーンのみ出動)
↓ロシア製イェーガー「チェルノ・アルファ」
↓中国製イェーガー「クリムゾン・タイフーン」
【感想とか】
-
とにかくおもろかった~!大好き映画がひとつ増えました!
巨大カイジュウ、チョーこえーよ。おいらが見てきた円谷プロのモノにくらべて、圧倒的に凶悪凶暴だわ(「クローバー・フィールド」と比べてもハンパねぇ~) - ネットとか雑誌でイェーガーの画像とかみててもいまいちピンとこなかったけど、映画の中だとめちゃめちゃかっこええですわ。
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必殺技とか内蔵兵器とかチョーしびれる~!特に大気圏で男前「もう武器が無い」>リンコ「いや!まだこれが残ってる!」で左腕から蛇腹⇒ソードに変形してみたいなん、めっちゃかっこええです。
主人公機:ジプシーデンジャーには、おっさん心をくすぐる様々な武器を搭載しております。
両手の部分:プラズマキャノン(I-19 プラズマキャスター)、腕の部分:蛇腹⇒ソード(チェインソード)、胸の部分:ブレストファイヤー(12-IX ニュークリアー・ヴォーテックス・タービン)、肘の部分:バーニヤでロケットパンチ(エルボーロケット:パンチ加速するだけ)、肩部分:冷凍噴射が搭載しておりました。
↓ロケットパンチ(エルボーロケット)
その他のイェーガー 日本の「コヨーテ・タンゴ」、ロシアの「チェルノ・アルファ」、中国の「クリムゾン・タイフーン」、オーストラリアの「ストライカー・エウレカ」もそれぞれ特有の武器を搭載しております(紹介はいずれ) - 芦田愛菜ちゃんは、リンコの記憶の中でカイジュウに追っかけられて泣き叫びながら逃げる役ですが、「さすが」でございました。
- ラストで、怪獣が送られてくる海溝にイェーガー2体で行き、本来核ミサイルを放つべきイェーガーが海底で自爆、残った主人公イェーガーの動力である原子炉を自爆させて・・・ってやってたけど、どっちも自爆できるんやったら、核ミサイル持ってる方がカイジュウと一緒に海溝に入っていって自爆すりゃ目的完了やったんちゃう?って思た。
- 細かいことは気にせず頭空っぽで見る「カイジュウ」映画に拍手( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ です。
- おいらは2Dで見ましたが、夜や海底など暗い所での戦いが多いので、3Dだと画面がさらに暗くなって醜いかもしれませんよ。
メイキングなど
イェーガーのコックピット&パイロットのメイキング
その他たっぷりメイキングなどなど
カイジュウに寄生するダイオウグソクムシみたいな寄生虫のメイキング
クローバー・フィールドにも寄生虫いたけど、こちらのは無害のようです
【エンドロールの後は】
エンドロールが始まってちょっとすると、ベビーカイジュウのお腹から、食べられたロン・パールマンがナイフでお腹を裂いて出てきて、「オレの靴が無ぇ」見たいな事を言うシーンが挿入されます。
その後は「また別の場所で次元の扉が・・・」みたいなシーンなど無く終わりました。
なので、エンドロールの後には、挿入シーンはありません。(エンドロール後の挿入シーンシステム反対派です。)
もう一回みたいわ。
おしまい。
Pacific Rim: Tales from Year Zero [ Travis Beacham ] |
パシフィック・リム ジプシー・デンジャー スタチュー |
パシフィック・リム ナイフヘッド カイジュウ スタチュー |
パシフィック・リム |
18インチDXアクションフィギュア |
パシフィック・リム / 一般(大人) |
待ちに待ったバットマンの最新作「ダークナイト ライジング」を見てきました。
いや~おもしろかった~
165分があっという間やね。
【キャスト】
クリスチャン・ベール(T4、マシニスト)、マイケル・ケイン(プレステージ、インセプション)、ゲイリー・オールドマン(レオン、トゥルーロマンス、ドラキュラ)、アン・ハサウェイ(アリス・イン・ワンダーランド、プラダを着た悪魔)、トム・ハーディ(ブラックホーク・ダウン、インセプション、)、マリオン・コティヤール(TAXI1・2・3、インセプション)、ジョセフ・ゴードン=レビット(G・I・ジョー、インセプション)、モーガン・フリーマン(ショーシャンクの空に、ウォンテッド)、キリアン・マーフィー(インセプション、28日後)
「インセプション」とかなりキャスティングが被ります。前作、前々作も含めるとかなり被ります。
監督が一緒だからね(クリストファー・ノーラン)
【あらすじ】
前作のジョーカー、トゥーフェイスとの死闘から8年後。
ゴッサムシティは法改正によって作られた『デント法』の下、平和となっていた。
その一方でバットマンことブルースウェインはデントの罪を全て自らが被り姿を晦ませていた。
肉体的にも精神的にもボロボロとなり、引きこもった生活を送っていたウェインだったが、再びゴッサムに新たな脅威ベインとキャットウーマンが現れる。
【ネタバレとか】
何から書けばよいかわかりませんが、とにかくおもしろかった。
冒頭の飛行機から博士を誘拐するシーンから引き込まれっぱなしでした。
1作2作に出ていたリーアム・ニーソンやキリアン・マーフィーも出てきます。
アーロン・エッカートやマギー・ギレンホールも写真などで出てきております。
渡辺謙と、ヒース・レジャーは全く触れられておりませんでした。
用意周到にバットマン/ブルース・ウェインから、財力・会社・武器を奪い取り、さらには肉体的にも打ちのめすベインがなぜ最強最悪かよ~くわかりました。
前作の愉快犯のジョーカーとは違い、1作目のラーズ・アル・グールの信念に沿って汚れた街ゴッサムシティを破壊することが目的なので交渉の余地もなく、部下を含めて死を恐れず命を張っているので、そういった意味でも最強で最悪なのかもしれません。
悪に加担する人間もいれば、善に徹する人間もおり、バットマンが一人で悪と戦うのではなく、守るべき人達とともに悪と戦ういう子供のころからの不変のテーマを盛大に表現しているのではないのでしょうか。
若い刑事ジョン・ブレイクがかな~り活躍しております。
ブルースをタイガーマスクだとすると、ブレイクはタイガーマスク2世といった感じです。
ちょいちょい気になる点はありましたが・・・
【ちょいちょい気になる点】
・8年間、杖の生活していたブルースですが、特殊な装具を付けたにしても復活するのめっちゃ早いわ
・マリオン・コティヤールがウェイン産業の会長の座に就くまではちょっと強引じゃね?
・ベインにボッコボコにされたブルースの復活もこれまた早いです
・警官隊の最前列、超無謀
・全ての囚人が解放されたが、ジョーカーはいずこ?
・核融合炉のもち運びがゴロンゴロン・・・もっと慎重に扱った方が・・・
・冷静に考えるとバットマンの恰好はおかしい
・エンドロール後に映像はありません
【ネタバレ】
・スケアクロウ(キリアン・マーフィ)が、崩壊したゴッサムシティで基地外裁判官として存在しております。
・ベインは、ビギニングでブルースが修行していたラーズ・アル・グールの傭兵であり、破門された身でありながらその信念を全うしようとしております。
・ブルースが囚われた際の牢から唯一脱獄した人間・・ではありません(牢にはいましたが)
・マリオン・コティヤールが・・・
・ジョン・ブレイクは、最後刑事をやめ、バットマンの地下基地にたどり着きます。本名は「ロビン」です。
・最後核爆弾は、解除することができず、バットマンが飛行ヘリで沿岸まで輸送し、ゴッサムシティの壊滅を防ぎます。
↓こちらの記事もとってもおもしろいです
「ダークナイトライジング」のCGとしか思えない戦闘場面が本物の車や群衆、スタジアムを使って撮影されていたことがわかる驚愕のメイキング映像
【Blu-ray】バットマン ビギンズ |
【Blu-ray】ダークナイト |
【DVD】バットマン・クアドリロジー コレクション (初回限定生産) |
ダークナイトライジング バットマン |
ダークナイトライジング ベイン |
ダークナイト ジョーカー |
マイナー映画の中から掘り出しもの映画を見つけるとうれしくなります。
岐阜市在住、既婚 妻+娘2人+猫
WEBの仕事をいろいろやってます。
人見知り、小心者、球技が苦手です。
マイペース・B型・末っ子でてきとーな人間です。
好きなことしかやりません。