本来、４月１日の日本公開予定だった「世界侵略:ロサンゼルス決戦：Battle: Los Angeles」を見た。
めっちゃみたかった映画だった・・・
以下、激しくネタバレ ↓↓↓


でも見てガッカリした…
はっきり言って、おもしろくなかった。

先に「第９地区」や「スカイライン」とか見てしまうと自然と期待値が上がってしまうので、勝手にハードル上げたオイラが悪いのだろう。

何がおもろないかというと、

・ヒューマンドキュメンタリーの要素が多過ぎ
１つの部隊を中心に話が進むんだけど、SF映画にヒューマンドラマを主流にすること自体がそもそもの失敗だわ。
おそらく「クローバーフィールド」や「REC」みたいな臨場感を出したかったのかも知れんが、逆に映画自体が小さくなって、世界規模で宇宙人が侵略してきてる感がないですわ。
手ぶれ効果で近距離の宇宙人の姿もよく認識できませんでした。
要するに人のシーン多過ぎ

・煙多過ぎ
エイリアンとの激闘を期待してんのに、よくわからんとこから撃たれて死んじゃうってのが、おいおいおいです。
そもそも何の煙なのかがわからんのだけど、前半はずぅ～～っと煙の中です。
この煙でごまかされて、なかなか宇宙人や敵機が認識できません。

・宇宙人カッコ悪過ぎ
で、宇宙人もしっかり出てくるんですが、最初の方は遠くの方にちっちゃいちっちゃいパワードスーツ的な宇宙人がヒョコヒョコやってます。
長く煙にまかれているのでここまでで結構ストレス溜まるし、実際に宇宙人が確認できても全然魅力ないです。
宇宙人の移動砲台的な機械もなんだかなぁ～
宇宙人のディテール（詳細）はこちら ＞

・軍隊アホ過ぎ
そのまんま、アホ過ぎ。
未知の脅威と戦うのにいきなり歩兵隊出動！実際は民間人の救出作戦なんだけど、戦車部隊とか重火器部隊とか連れていかなあかんやろ。
もっと無人機とかで偵察してから行けよ！ってツッコミたくなる。
あと完全に制空権取られ過ぎ。なのにヘリで移動。

・宇宙人もアホ過ぎ
宇宙人の方もこれまたアホで、最前線に有人の歩兵部隊導入で、めっちゃ火力があって頑丈そうな無人飛行機の方は掃討と母艦の護衛です。生命よりも機械の経費の方が大事のようです。
こっちに人のせて攻撃させるか、無人機いっぱい送れば圧勝できたのに・・・
隕石爆弾落としまくればいいのに。
あと「第９地区」みたいにもっといろいろと強力な武器があればおもしろかったのに、歩兵マシーンはレーザーガンのみの武装のようです。

・設定の割に話のスケール小さ過ぎ
「インディペンデンス・デイ：ID4」の方が、話の規模も展開も面白いです。
「ID4」のアレンジ＆リニューアル作った方がおもしろかったんじゃないと思った。


屋根の上からバキューン


いろいろと書くのめんどくなったので、２ちゃんから引用
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[14回]

シックスセンスのナイト・M・シャマランがちょいと前につくったファンタジー映画「エアベンダー」をみました。


個人的には嫌いじゃないんだけど、どうも低年齢層向けなのか、突っ込みどころ満載でございます。

【ストーリー】

エアベンダーでアバターでややこしいし！



それぞれの能力を使って戦う部分はおもしろいです。
なぜか基本的に中国拳法がベースで、演武が魔法を唱えるような仕組みです。
全ての人がその能力を使えるわけじゃなくて、特定の人だけが使えるようで、さらにその威力もレベルによって様々なようです。FFとかドラクエとかのRPGと同じシステムです。

にしても、国が襲われているのに、ほとんどの人は格闘戦っつーのは、どやねん！

火の国の戦艦がたくさんたくさん海からやってきます。
まわり海なんで、水の国にしてみりゃ武器だらけなわけで、水の国の衛兵たちが門の上で待ち構えます。
門前に終結した戦艦を一機に！かと思ったら、ふつうに砲撃を受けて逃げまどいます。

そこで能力使わな、いつ使うの！
ってめっちゃ突っ込みたくなります。


↑ 南の水の国の青年と北の水の国の女王さま（なかなかカワエエ）

いろいろとパワーバランスとか人間模様とかありますが主役の小坊主の活躍で何とか撃退します。
で、なんも解決しとらんじゃん！とモヤモヤしながらもラストへ

なんか続き作るような感じで終わるので調べたら「２」は2012年にやるとかやらんとか・・・



火の国の追放された王子は、どっかで見たなぁ～と思ったら、「スラムドッグ＄ミリオネア」の主人公でした。
低年齢層向けのニオイがするなぁと思ったら、元はアニメだったようです。

[2回]

この前見た「SF/ボディ・スナッチャー」の別バージョンリメイク「インベージョン」でございます。
2007年の映画です。
ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ（007）が出ております。


基本的な部分は、前作とおなじですが、CG技術の発達により映像の進歩が感じられます。
CG映像の導入により細かい部分とかの描写がよくわかります。
2007年作ということもあり、街や車、携帯電話、ファッションなど、前作に比べると時代の違いを実感します。

【ストーリー】
ある日、原因不明のスペースシャトル墜落事故が発生する。
空中分解を起こしたシャトルの破片には、宇宙から飛来した未知のウィルスが付着しており、世界中で謎の感染症を引き起こす。
ウィルスに感染すると、REM睡眠中に分泌されるホルモンをきっかけにして、人間らしい感情を失った別の何者かに変貌してしまうのだ。
周りの親しい者までもが次々と感染し発症していく中で、主人公キャロルは睡魔と闘いながら、解決の鍵を握る息子を探しに行く。

ダニエル・クレイグ（007）ちょーおっとこ前です。


SF/ボディ・スナッチャーでは、植物からコピーが作られ本体は朽ち果てる形式で「人体の乗っ取り」が行われましたが、本作では、もっとシンプルにウイルス（宇宙生物の細胞か胞子）が体内に入ることで、人体が乗っ取られます。
ただ、体内に入っても眠らなければ変化は起こりませんが、まあ大体は寝てしまうわな。
ということで、目に見えない所でどんどん侵略は広がります。

宇宙人がガーっときて、ドッカンドッカンと力技で侵略するのに比べるととてもとても静かで、その分恐怖を感じます。

今作は、前作に比べ救いがあり、「免疫」という何とも都合のいい物質が存在します。
しかもニコール・キッドマンの息子がその保有者であります。
そんなご都合が、なんだか映画を一気にシラケムードにします。

「どうせ、最後は免疫で解決するんでしょ！」
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全くその通り！
乗っ取られている間は、睡眠と同様の状態で記憶はなく、免疫細胞で完璧に戻ります。
007も乗っ取られますが、完璧に元通りですわ。

そこは、免疫あっても捻ろよ～

話の中で、007がニコール・キッドマンを家族のパーティに誘います。
そして丸テーブルをファミリーで囲み話をしますが、その中のロシア人のセリフがなかなかです。

「全ての争いをなくすには、人類が人類をやめることだ」だそうです。
まあ、キャパ以上の頭数（人口）になるとどんな生物になっても別の形で争い始めると思うけどね。

そんなこんなで、今作はハッピーエンドで終わります。
2005年にトム・クルーズの宇宙戦争でやった、ちょーつまんねぇハッピーエンドとおなじです。



見てる途中、なんだかデジャブだらけでして、嫁も本編をチラッとみて、「見たことあらへん？」と言っておりました。
たぶん前にオイラ見てるね（記憶が・・・）

GWは「ロード・オブ・ザ・リング　スペシャル・エクステンデッド・エディション」祭りです。

[4回]