2/17：少し追加しました

機会があってちょっと気になってた映画「TIME（IN TIME）」を見ました。
出演は、ジャスティン・ティンバーレイク（ソーシャル・ネットワーク）、アマンダ・サイフリッド（マンマ・ミーア！、赤ずきん）、キリアン・マーフィ（28日後...、バットマンビギンズ、インセプション）、オリヴィア・ワイルド（トロン・レガシー、エイリアン＆カウボーイ）、ヴィンセント・カーシーザー（アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン）、アレックス・ペティファー（アイ・アム・ナンバー４）
上記のかなりの人が「アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン」という映画に絡んでいます。
（1回見たけどあんまし記憶に残っておりません…）

監督は、「ガタカ」の監督アンドリュー・ニコル（ターミナル、トゥルーマン・ショー）
2012年2月17日（金）日本公開

【ストーリー】
現代の社会にどこか似た近未来。
科学技術の進化により老化は完全に無くなり、全ての人間の成長は25歳でストップする社会となった。
この社会の大きな特徴、それは唯一の通貨が“時間”であるという点だ。
25歳になった瞬間から、体内時計が刻む余命。“スラムゾーン”の人々の余命は23時間、“富裕ゾーン”の住人は永遠の命を享受する。
二つの世界には、<タイムゾーン>という境界線があり、互いの世界の行き来は禁じられていた。

ある日、スラム・ゾーンに住む青年ウィルは、富裕ゾーンからやって来た人生に絶望した男ハミルトンより、116年という時間を譲り受ける。その直後、ウィルの目の前で母親が、わずか1秒という時間のために息絶えてしまう。
残酷な運命に怒りを覚え、この世界のシステムの謎の解明に挑む決意をしたウィルは、タイム・ゾーンを超えて富裕ゾーンへ。
そこで、代わり映えのしない保守的な日常生活に辟易していた大富豪の娘、シルビアと出会う。

そんなウィルを、時間を監視する＜時間監視局員(タイムキーパー)＞のレオンが、ハミルトン殺害の容疑で追跡する。
富裕ゾーンの住人になりすましていたウィルはレオンに追い詰められ、側にいたシルビアを人質にとって逃走する。

ウィルの一方的な行動で始まった逃走劇だったが、絶体絶命の危機をくぐり抜ける中で、シルビアはウィルの本当の目的に気づき始める。
一体誰が何のためにこのようなシステムを作ったのか？
ウィルとシルビアの間には、いつしか共感を超えた恋心が芽生え始め、時間の秩序を守る者たちによる執拗な追跡をかわしながら逃避行を続けていく。

時間に支配された世界の果てで、彼らに待ち受ける衝撃の結末とは？（公式サイトより）







【感想】
話の内容は、解るんだけど理解が難しい映画でした・・・

みんな見た目の成長が25歳で止まるので、実際は28歳だったり100年ぐらい生きていたりする人も見た目が同じな世界です。
うかつにナンパなんてすると、実はおかんより年上だったりみたいな・・・
ややこしいです。

いくら健康体でも100年も生きていると色々と悟って、生きるのが嫌になってくるんじゃないかなぁ？

・タイムキーパーの車（パトカー）がかっちょ良いです
・アイ・アム・ナンバー４の主役アレックス・ペティファーが街のギャング役です
・トイカとかエディみたいな感じです
・とっても不便で理不尽なシステムです






【ラスト】
終盤は、ウィルとシルビアがシルビアの父親でもあるフィリップの時間銀行を襲撃し、奪った時間容器を庶民にばらまきます。（時間はストップウォッチのような機械に蓄積されています。）

しかしいくら銀行から時間を奪ってもきりがない事に気付き、どれだけ時間があれば人々が暮らせるのか考えます。

そして２人はフィリップを襲撃にいきます。
フィリップはどこかの国の大統領かと思うほど大勢のボディーガードを引き連れているので、簡単には近づくことができません。（BGはまるでTV番組追跡中のハンターです）

そこへシルビアが姿を現します。
フィリップは、さすがに実の娘といえど、犯罪者であり世を乱す男と同行しているのでものすごく警戒します。
しかしシルビアに注目している隙に、ウィルは大勢いるBGにまぎれフィリップの背後に近づき、銃を突きつけます。

そしてフィリップの部屋の大金庫を開けると！
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「100万年分」の時間が蓄えられているのです。
そして2人はそれを奪い、ダウンタウンで庶民達に分け与えます。
そして分けてもらった人は、また他の時間の少ない人に分け与えます。

一方タイムキーパーも2人を追いますが、最後に追い詰めたところで自分の時間が０になってしまい無念のまま人生を終わらせます。

世界中の人々に時間が行き渡り、みな安心して暮らせるのでした…とは終わらず、2人はさらに大きな銀行の前に立ち望むのでした。（たぶん）


結局時間のリミットがある以上どれだけ時間を奪ってもきりがなく、時間を奪った瞬間は安心できても、いずれまた時間を補充する必要が出てきます。
そもそも人類が作ったシステムなので、時間を作り出すところ（紙幣でいう造幣局）が新たな時間を作らなければ、結局は後に時間を奪い合い、死に絶えていく運命なのではと思います。

考えれば考えるほどこのシステムの安定する着地点がわからなくなるので、理解が難しく感じました。
誰か頭のいい人解説してほしいです。

おしまい
（ガタカの方が分かりやすくて面白いと思います）

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