前回の「グレイヴ・エンカウンターズ」につづき「グレイヴ・エンカウンターズ２」を見ました。
今回は、前作から10年が経ち、映画マニアの学生が中心となりますが、このクソ生意気な感じの主人公が、ある意味独特な雰囲気を作ってるのかもしれません。
要所要所のおもっきしネタバレ動画がありますので、ご注意ください

【キャスト】
リチャード・ハーモン、リアン・ラップ、ディラン・プレーフェア、ハウイー・ライ、ステファニー・ベネット

【あらすじ】
超常現象を取材するTV番組のクルーたちが、病院の廃墟で消息を絶つ。
彼らの残した映像が動画サイトにアップされるが、それを見たほとんどの人々は映像の信憑性に対して懐疑的だった。
一方、事件を信じてやまない学生のアレックス（リチャード・ハーモン）は、その真実を証明するために友人たちを連れて廃墟へ向かう……。
前半、学生である主人公のパーティーやらなんやらといった学生生活のシーンがとってもダルいです。
ほいで例の精神病院に少しずつ近づいていきますが、それまでに自主映画の撮影のくだりがあったり、ランス（前作の主役）の実家を訪れたり、映画の配給会社を訪ねたりと寄り道するのでちょいとイライラします。

いろんなPOV（ポイント・オブ・ビュー）映画のどっかで見たな的なシーンがいろいろあるので、それらを見つけてみるのも楽しいかもしれません。（RECっぽいシーンとか、28週後っぽいシーンとか、トロールハンターっぽいシーンとか）

で、やっとこさ病院に侵入してからは展開が早いです。
地下トンネル奥の部屋でコックリさん（ウィジャボード）でのポルターガイストから次々と心霊現象がはじまります。

恒例の「あの女の人なにしてんの？」＞「目が合って」＞「目元・口元ボワワワワ～～！」もあります。
WEBカメラのノイズとかでも同様の演出がありますがホンマ気持ち悪いわ。

で、ギャーギャー言って逃げ回っていると、建物を管理している警備員がなぜかベッドの上で電気ショックでバチバチされておりまして、設置したカメラを改修して帰ろうと2手に分かれます。
すると勝手に開いちゃう窓の所で、カメラマンが姿の見えない何かに突き飛ばされ、窓を割り転落死します。

一緒にいたちょいパンクなネェちゃんも、逃げ回っているうちにみんなとはぐれ、こちらも姿の見えない何かに捕まり、床に倒され足を引っ張られていきます（RECのシーンのように・・・）
で、一回戻ってきますが、何かに押しつぶされたように一瞬顔が歪み、目・鼻・耳などから血を流し、(おそらく)絶命します。

途中で、3人は病院を抜け出し、命からがらホテルまで戻る事ができます。
少々落ち着いてから、急いで荷物をまとめ部屋を出ます。
エレベーターに乗ると、なぜかルームキーパーの女性がこちらをみています（？？？）
悲しみにくれながらエントランスの回に到着、エレベーターの扉が開くと・・・またあの地下のトンネルに戻ってしまったのです。（この辺が本作で一番おもしろかったシーンかも）

そりゃあもう絶望ですわ。

途中からは前回の主役ランスが煙の中から現れ合流します。（まるでREC２のアンヘラネェさんのように・・・）
逃げろ逃げろということで、一緒に逃げ回ります。
隠れ住んでいるところには、病院の過去の写真などいろいろな秘密があるようですが、ここ重要なんじゃないの？と思ってもたいして説明してくれません。 そっからは・・・めんどくさいなぁ

ランスはなぜか挙動不審ですが、ある部屋に扉（どこでもドア：地獄バージョン）から外に出られるらしいとのことで、ワイヤーカッターを持って目指します。
途中休憩という事で休んでいると、自然にカメラがふわ～～～。

夜中に起きたカメラマン役のトレバーはトイレで用を足していると、突然ランスに鉄パイプのようなものでぶん殴られ、首を絞められ殺されてしまいます。
幽霊たちの虜になっているようです。
そういや前作のラストでフリードキン博士（病院のラスボス）に捕まって、ロボトミー手術されとったね。

その後、ワイヤーカッターをもって扉へ向かっているランスをアレックス（主人公）とジェニファー（ヒロイン）も追います。
扉にかけてある鎖を切断し扉を開けたランスですが、そこはまだ病院のなかの文字いっぱいの部屋・・・
壁に新しい文字「映画を完成させろ」が書きたされます。

なぜに幽霊が映画の完成を求める？？？？

ランスを追いかける2人は、近寄ってはいけないというフリードキン博士のオペ室を通ります。
部屋にはいろいろな手術の写真や渦巻き模様、五芒星などの黒魔術の儀式の跡などがあります。

すると予想通り、フリードキン博士と看護婦たちがやってきます。
あわててロッカーに隠れます。
そこでまた新しい手術がはじまりますが、なんやかんや音を立てたりするので、看護婦に見つかって驚かされます。
逃げて逃げてやっとのことで扉を通るとランスが待っておりまして、「ここから出られるのは1人だけなのだ！」と言い、映画を完成させるためにカメラを奪おうと襲いかかります。

ランスとアレックスの乱闘が始まります。
だんだんとランスが優勢になりアレックスのマウントをとり、殴りつけます。
するとランスの鉄パイプを手にしたジェニファーがランスの頭を殴り一気に形勢逆転！

すると壁にオペ室にあった渦巻き模様が現れ、3人を吸い込み始めます。
なんじゃこれは？？？です。
床に倒れていたランスは、壁の穴に吸い込まれてしまいますが、アレックスとジェニファーは助かりました。
【ラスト】
ラストは、アレックスが「ここからは1人しか出られないんだ」と言い、カメラでジェニファーの顔面を何度も殴りつけます。
まるで28週後のラスト地下鉄駅でのローズ・バーンのように殴られ絶命します。（結構グロイです）

そして突然の1年後
映画の配給会社の人間（ハート・フィールド）と肩を並べてインタビューを受けるアレック。
「あの建物を探すなよ！」とまるで「押すなよ」的なセリフを吐き捨てて終わります。

【ネタバレとか疑問とか】
・ウィジャボードは、最初「DEATH AWAITS（死を待つもの：番人）」と記し、その後は「全て撮れ」と記しております。
・映画完成させてどうすんの？たくさん人来させて、実験台にするのかいな？
・終盤にかけてわからん事だらけじゃ

【感想とか】
んんん～～考えるのはやめよう。
３は作ったらあかんよ映画です。
２だけだとまったくもってイマイチですが、１と２を続けてみるととってもおもしろいと思います。
やっぱり1の方がだんぜん面白いです。

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[1回]