この前見た「SF/ボディ・スナッチャー」の別バージョンリメイク「インベージョン」でございます。
2007年の映画です。
ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ（007）が出ております。


基本的な部分は、前作とおなじですが、CG技術の発達により映像の進歩が感じられます。
CG映像の導入により細かい部分とかの描写がよくわかります。
2007年作ということもあり、街や車、携帯電話、ファッションなど、前作に比べると時代の違いを実感します。

【ストーリー】
ある日、原因不明のスペースシャトル墜落事故が発生する。
空中分解を起こしたシャトルの破片には、宇宙から飛来した未知のウィルスが付着しており、世界中で謎の感染症を引き起こす。
ウィルスに感染すると、REM睡眠中に分泌されるホルモンをきっかけにして、人間らしい感情を失った別の何者かに変貌してしまうのだ。
周りの親しい者までもが次々と感染し発症していく中で、主人公キャロルは睡魔と闘いながら、解決の鍵を握る息子を探しに行く。

ダニエル・クレイグ（007）ちょーおっとこ前です。


SF/ボディ・スナッチャーでは、植物からコピーが作られ本体は朽ち果てる形式で「人体の乗っ取り」が行われましたが、本作では、もっとシンプルにウイルス（宇宙生物の細胞か胞子）が体内に入ることで、人体が乗っ取られます。
ただ、体内に入っても眠らなければ変化は起こりませんが、まあ大体は寝てしまうわな。
ということで、目に見えない所でどんどん侵略は広がります。

宇宙人がガーっときて、ドッカンドッカンと力技で侵略するのに比べるととてもとても静かで、その分恐怖を感じます。

今作は、前作に比べ救いがあり、「免疫」という何とも都合のいい物質が存在します。
しかもニコール・キッドマンの息子がその保有者であります。
そんなご都合が、なんだか映画を一気にシラケムードにします。

「どうせ、最後は免疫で解決するんでしょ！」
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全くその通り！
乗っ取られている間は、睡眠と同様の状態で記憶はなく、免疫細胞で完璧に戻ります。
007も乗っ取られますが、完璧に元通りですわ。

そこは、免疫あっても捻ろよ～

話の中で、007がニコール・キッドマンを家族のパーティに誘います。
そして丸テーブルをファミリーで囲み話をしますが、その中のロシア人のセリフがなかなかです。

「全ての争いをなくすには、人類が人類をやめることだ」だそうです。
まあ、キャパ以上の頭数（人口）になるとどんな生物になっても別の形で争い始めると思うけどね。

そんなこんなで、今作はハッピーエンドで終わります。
2005年にトム・クルーズの宇宙戦争でやった、ちょーつまんねぇハッピーエンドとおなじです。



見てる途中、なんだかデジャブだらけでして、嫁も本編をチラッとみて、「見たことあらへん？」と言っておりました。
たぶん前にオイラ見てるね（記憶が・・・）

GWは「ロード・オブ・ザ・リング　スペシャル・エクステンデッド・エディション」祭りです。

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