「ポゼッション」という、呪いの箱の中の悪魔に女の子が取り付かれる映画をみました。
サム・ライミ監督のエクソシスト系のオカルト映画でｺﾞｻﾞｲﾏｽ。

ポゼッション (Possession)とは、「所有」や「占有」の意味の英語でそこから転じて、「悪魔が取り付くこと」を意味するんだそうです(Wikipediaより)


【キャスト】
ジェフリー・ディーン・モーガン(ウォッチメン)、キーラ・セジウィック(崖っぷちの男)、ナターシャ・カリス(17歳キャロラインの三角関係)、マディソン・ダヴェンポート(キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー)、グラント・ショウ(リアル・スピード)、ロブ・ラベル(ウォッチメン)、ナナ・グベウォニョ(コーチ・カーター)、ジェイ・ブラゾー(ダブル・ジョパディー)、アイリス・クイン(スカーレット・ヨハンソンの 百点満点大作戦)、マティスヤフ(悪魔祓い師)

主役夫婦以外は、マイナー映画出身が多いです。

【あらすじ】
3ヵ月前に妻と離婚した中年男クライド（ジェフリー・ディーン・モーガン）は、週末ごとに2人の愛娘と一緒に過ごす生活を送っていた。だがある時、まだ幼い次女エミリー（ナターシャ・カリス）の身に起きた異変に目を疑う。

ふと立ち寄ったガレージセールで手に入れたアンティークな木箱に異常な執着を示し、凶暴な振る舞いすら見せるようになったのだ。
その後もエミリーの奇行はエスカレートしてゆく一方。

天真爛漫だった娘の変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと、独自の調査を開始する。
しかしその時、すでにエミリーの小さな体にはこの世のものではない邪悪な何かが巣食い、棲みついていたのだ……(Movie Walkerより)


【ネタバレとか】
クライド(父親)がエミリー(次女)の異変を感じ、書物をあさったりやら知り合いの大学教授に相談したりして、異変の原因が箱にあることを突き止めます。
ユダヤ人が悪魔を閉じ込めておくための箱だったのですが、エミリーが開けてしまったため、中の悪魔がエミリーに憑依したようです。

そしてクライドはユダヤ教に助けを求めますが、救済は得られませんでした。
しかしユダヤの連絡役の若者(Tzadok)は、「困った人を助けることは教えの重要な事のひとつ」みたいな理由で戒律をやぶり、クライドを助けます。


【ラスト】
エミリーが入院している病院の地下で悪魔祓いを行い、最終的にエミリーからクライド自身に憑依させ、ユダヤ人が悪魔の名を呼び再び箱に封じ込めます。

クライドは再び家族と共に暮らし始め、
そしてユダヤ人はお礼にクライドの車(BMW)をプレゼントしてもらえ、帰り道の電話で箱を処分（保管？）することを伝え終わったとたん、トラックと激突・・・
車はめちゃくちゃに壊れ、箱は車外に放り出されてておしまい。

【感想とか】
悪魔祓いの時にエミリーから外れた指輪は、誰が持ってったん？ユダヤ人？
悪魔の見た目とかはRECシリーズのものに似ております。


大きな音とかで無駄に驚かす演出とかはないのですが、「目玉ギョロリ」とか「MRIでこっち見んな」とか気持ち悪いです。


オカルト系は、評価がよくわかんないので☆☆(星2つ)っつーことで。
「ケース39」って映画に近いかもしれません（←こっちもオススメ）

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[1回]

「ザ・ビーチ」「28日後」「スラムドッグ＄ミリオネア」といった結構内容の濃い～～～作品の名監督ダニー・ボイル監督の「トランス」を見ました。ロンドンオリンピック開会式の総監督。
「X-MEN：ファースト・ジェネレーション」で後のプロフェッサーＸ役だったジェームズ・マカヴォイ、「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル、「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンなどが出演しております。

【あらすじ】
絵画を探すため、失った記憶の中へ。取り戻したはずの記憶には、大切なその先があった。

白昼のオークション会場から、ゴヤの「魔女たちの飛翔」が盗まれた！
40億円の名画を奪ったのは、ギャングたちと手を組んだ競売人（オークショニア）のサイモン。
なぜか計画とは違う行動に出たサイモンは、ギャングのリーダーに殴られる。
その衝撃で、サイモンの頭から絵画の隠し場所の記憶が消えてしまった。

催眠療法（トランス）で記憶を取り戻させようと、催眠療法士を雇うリーダー。
だが、サイモンの記憶には、いくつもの異なるストーリーが存在し、深く探れば探るほど、関わる者たちを危険な領域へと引きずり込んでいく。
そしてその先には、サイモンでさえ予想もつかなかった真相が待ち受けていた


【ネタバレ】
この主人公サイモンが実はくされ外道で、もともとギャンブルで借金持ちで、催眠療法士のエリザベスとは恋人関係だったけど、DVにより破局後もストーキングしておりましたが、強盗の茶番時につるんでいたギャングのリーダーフランク(カッセル)にぶん殴られて記憶喪失になります。

どこまでが仕組まれていたことかは不明だけど、催眠療法(トランス)で記憶を探ろうということで、元恋人だったエリザベスを選び、絵画の記憶を取り戻すための治療を行います。

【ラスト】
サイモンが隠した絵画は、頭を殴られた後気絶するまでの間に、実はサイモンが建物から抜け出し、外の通りをふらふらとしていたところ、若い女性が跳ねてしまい、救護されつつもその女性をエリザベスと錯覚しその場で首を絞めて殺してしまいます。

そして最初の催眠で見つけたキーの車は、数キロ先のパーキングに止められており、その車のトランクには自身が盗んだ絵画と白骨化しかけた女性の死体が転がっておりました。

記憶を戻したサイモンは、フランクとエリザベスを殺そうとします。
フランクを車ごと燃やそうとしますが、フランクはエンジンを直結し車を動かし、逆にサイモンを轢きながら海へ落下します。
海から上がってきたのはサイモンフランクでした。

結局エリザベスが絵画を手にし、後日フランクの元にパッドを送りつけ、ビデオレターのごとく取引をもちかけておわり。

【感想とか】
なんか気がついたら、フランクとエリザベスがせっくるしてたし、サイモン、フランク、エリザベスがそれぞれの心理描写がわかりづらい。
もう一回見ればよく理解できるかもしれんけど見ないと思うわ。

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[1回]

大好き映画「第9地区」のニール・ブロムカンプが監督・脚本した「エリジウム(Elysium)」を見ました。
「第9地区」では南アフリカのヨハネスブルグが舞台でしたが、今回は2150年のアメリカロサンゼルスが舞台です。
でもほとんど同じようなスラムになっております。

また、前作ではへタレキャラでエビに変化してしまうヴィカス役のシャールト・コプリーが今回は、おっかない追跡者を演じております。

風景、乗り物、武器、マシンなど、「第9地区」の雰囲気のままですが、とってもかっちょいいです。
弾丸がシュポポポって出るレールガンや至近距離の銃撃も防ぐバリアー装備など、SF心をめっちゃくすぐられます 【キャスト】
マット・デイモン(ボーンシリーズ)、ジョディ・フォスター(羊たちの沈黙、コンタクト)、シャルト・コプリー(第9地区)、アリシー・ブラガ(プレデターズ)、ディエゴ・ルナ(ターミナル)、ウィリアム・フィクナー(アルマゲドン、ローン・レンジャー)、ファラン・タヒール(アイアンマン)

【あらすじ】
2154年、大気汚染や人口爆発によって地球上の生活環境は悪化している。
少数の富裕層は衛星軌道上に建造されたスタンフォード・トーラス(ドーナツ)型の宇宙コロニー「エリジウム」へ移住。
高度な科学技術により老いや病から解放され、水と緑にあふれた理想郷で暮らしている。

一方、荒廃しスラム化した地上では、大勢の人々が貧困に喘いでいる。 市民はエリジウムの生活に憧れ、密航を企てる者もいるが、デラコート防衛長官（ジョディ・フォスター）は反移民法を敷き、アーマダイン社製ロボットや傭兵を配して侵入者の排除に努めている。

そんな中、ロサンゼルスに暮らす工場労働者のマックス（マット・デイモン）は作業中の事故により余命5日と診断される。
マックスはエリジウムの先端医療に希望を求め、闇商人スパイダーとの取引に応じてコロニーへ向かうが、謀略に巻き込まれる中で不平等なこの世を正すために立ち上がる。

【ネタバレ】
・マックスは、パトロールロボットを作る工場で働いておりましたが、作業中の事故のため致死量の放射線を浴びたため余命5日となり、治療にはエリジウムにある医療機械を使うしか選択が無くなりました。
・エリジウム行きを決めたマックスは、裏組織により肉体に装具を移植され、ロボットたちを破壊できるまでのパワーを身につけました。
・追跡者のクルーガーは、デラコート高官(ジョディ・フォスター)に雇われて、地球からエリジウムへの密航機を撃ち落としたりマックスを追い詰めたりと、武器や乗り物、装備を与えられて地球で汚い仕事を引き受けます。
・無人の偵察機は、まるでルンバです。

・アーマダイン社の社長ジョン・カーライル(ウィリアム・フィクナー)は、更迭されそうになっているデラコート長官と共謀して、エリジウムの全てのシステムをダウン⇒再起動させた際にロボット等が自分たちに有利に動くようプログラムを作り替え、自分の頭の中にデータを保存します。
そしてエリジウムへ行こうとした際にマックスたちに拉致され、IDやログイン情報と一緒にそのデータもコピーされてしまいます。

クルーガ―達との戦闘の際にカーライルが撃たれて死んでしまったため、エリジウムの再構築データはマックスの頭の中だけとなったため、なおもクルーガ―に追いかけられます。

・ラストは、マックス達はエリジウムに到着し、追われながらもデータをダウンロード＆システム再起動させようとしますが、ダウンロードをする事でデータの保有者(マックス)は死亡してしまいます。
マックスは決意し、再起動を仲間に結構させ、死亡します。

・白血病だった幼馴染フレイの娘も治療され、エリジウムから宇宙船に乗せられた治療設備が地球へ届けられ、けが人や病人が治療を受けられるようになりました

おわり


【感想とか】
実際の問題として、医療の発達、供給・流通の発展による寿命の延命と幼児の死亡率低下が地球の人口爆発の要因であり、この映画の結末のようにどんな病気でも治る機械を全ての人間に与える事で、さらに人口増加をまねき、資源、食糧、領土の獲得のための紛争と環境破壊により、最悪の場合地球規模の生態系破壊というより大きな悲劇の結末になると思います。

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