「ザ・ビーチ」「28日後」「スラムドッグ＄ミリオネア」といった結構内容の濃い～～～作品の名監督ダニー・ボイル監督の「トランス」を見ました。ロンドンオリンピック開会式の総監督。
「X-MEN：ファースト・ジェネレーション」で後のプロフェッサーＸ役だったジェームズ・マカヴォイ、「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル、「アンストッパブル」のロザリオ・ドーソンなどが出演しております。

【あらすじ】
絵画を探すため、失った記憶の中へ。取り戻したはずの記憶には、大切なその先があった。

白昼のオークション会場から、ゴヤの「魔女たちの飛翔」が盗まれた！
40億円の名画を奪ったのは、ギャングたちと手を組んだ競売人（オークショニア）のサイモン。
なぜか計画とは違う行動に出たサイモンは、ギャングのリーダーに殴られる。
その衝撃で、サイモンの頭から絵画の隠し場所の記憶が消えてしまった。

催眠療法（トランス）で記憶を取り戻させようと、催眠療法士を雇うリーダー。
だが、サイモンの記憶には、いくつもの異なるストーリーが存在し、深く探れば探るほど、関わる者たちを危険な領域へと引きずり込んでいく。
そしてその先には、サイモンでさえ予想もつかなかった真相が待ち受けていた


【ネタバレ】
この主人公サイモンが実はくされ外道で、もともとギャンブルで借金持ちで、催眠療法士のエリザベスとは恋人関係だったけど、DVにより破局後もストーキングしておりましたが、強盗の茶番時につるんでいたギャングのリーダーフランク(カッセル)にぶん殴られて記憶喪失になります。

どこまでが仕組まれていたことかは不明だけど、催眠療法(トランス)で記憶を探ろうということで、元恋人だったエリザベスを選び、絵画の記憶を取り戻すための治療を行います。

【ラスト】
サイモンが隠した絵画は、頭を殴られた後気絶するまでの間に、実はサイモンが建物から抜け出し、外の通りをふらふらとしていたところ、若い女性が跳ねてしまい、救護されつつもその女性をエリザベスと錯覚しその場で首を絞めて殺してしまいます。

そして最初の催眠で見つけたキーの車は、数キロ先のパーキングに止められており、その車のトランクには自身が盗んだ絵画と白骨化しかけた女性の死体が転がっておりました。

記憶を戻したサイモンは、フランクとエリザベスを殺そうとします。
フランクを車ごと燃やそうとしますが、フランクはエンジンを直結し車を動かし、逆にサイモンを轢きながら海へ落下します。
海から上がってきたのはサイモンフランクでした。

結局エリザベスが絵画を手にし、後日フランクの元にパッドを送りつけ、ビデオレターのごとく取引をもちかけておわり。

【感想とか】
なんか気がついたら、フランクとエリザベスがせっくるしてたし、サイモン、フランク、エリザベスがそれぞれの心理描写がわかりづらい。
もう一回見ればよく理解できるかもしれんけど見ないと思うわ。

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[1回]

ブラッド・ピット主演の大量ゾンビ絶望映画「ワールド・ウォー Z(WORLD WAR Z)」を見ました。
ゾンビがゴミのようです。

【キャスト】
監督はマーク・フォースター（マシンガン・プリーチャー、007/慰めの報酬）


【あらすじ】

【ストーリーの流れ（ネタバレあり）】
上映開始早々の渋滞からパニックが始まります。
そっからはもう大量のゾンビの群衆が津波のように押し寄せてきます。（朝のラッシュの越谷の駅で似たような目に遭いました）

舞台は、アメリカ　>>　韓国　>>　イスラエル　>>　イギリス　の順で進みます。

⇒アメリカ（フィラデルフィア）
まずフィラデルフィアのパニックでは家族と共に逃げマンションに立てこもります。
ブラピは国連職員なので、知り合いの国連事務次官に屋上にヘリを付けてもらいます。
マンションもゾンビに襲われながらも、ヘリで沿岸の空母に脱出。
「協力するなら家族を守るよ（協力しないなら空母から降りてね）」という要望を渋々のみます。

⇒韓国（米軍基地）
まず最初に感染のメールを発信した韓国の米軍基地へ優秀だといわれる若いウイルス学者と一緒に移動します。
飛行機着陸後、司令部を目指すもすでにゾンビ軍団が周りにうようよおりまして、早速銃撃戦がはじまります。
そのさなかウイルス学者は転んだ拍子に自分の頭を撃ちぬいてしまって死亡　(ﾟДﾟ)ﾊｧ～!
手ぶらでは帰れんしなにかヒントをと軍人たちと話し合っていると、武器を横流ししていたCIA職員が拘束されており、「そいつが何か知っている」という事で尋問すると、イスラエルはパニックが起こる1週間まえに高い壁を築き、全滅をしのいだらしい。
その指揮官に会いに行くため再び飛行機に乗り今度はイスラエルで向かいます。
⇒イスラエル
周囲を高い壁で守られたイスラエルの街は、ゾンビからは隔離され安心して暮らしているようで、音楽を流し皆で歌い踊り始めた。
ブラピは指揮官に会い事の経緯を聞くと、最初はインドからの無線で「ゾンビ軍団」の知らせを受けたが、指揮官たちはそれは何かの暗号だと判断した。
しかし彼らの慣習で全員が同じ考えに一致した場合、そのうちの1人は全くの別案を提示して、他の可能性を探りだすのでそうで、「本物のゾンビ軍団」であると判断したその指揮官一人の指示で壁を作り守ったそうだ。

そんな話をしながら街を案内されていると、民衆が流す音楽と歌声にゾンビ軍団が集結し、済み上がっていくゾンビにより壁をも乗り越えていきます。
最初のゾンビが顔を出すのと同時に、多数のゾンビが内部に乗り込みあとは地獄絵図・・・
イスラエルの軍隊に案内され飛行機に向かう途中、女兵士が噛まれてしまうが、腕を切り落とす事で感染から逃れます。

旅客機に乗り、ゾンビに襲われ崩壊していくイスラエルの街を離れていきます。
途中、雲の下では核の爆発であろう閃光と煙雲が立ち、さらに絶望を感じます。

絶望の中、考えを整理してみると、ゾンビの群衆が特定の人間のみを避けて行った事を思い出します。
また、韓国の基地でもゾンビの群れの中で一人兵士が立っていたにもかかわらず襲われずにいた話も思い出し、ゾンビに襲われない人間がいるのだと推測します。

↓【激しくネタバレ】から【ラスト】につづく


【激しくネタバレ】
・今回のゾンビはウイルス性でありまして、感染は従来通り噛まれたりすると感染します。
・早い人は十数秒から遅い人は5分から数十分での発症とまちまちです。ほとんどの人は数秒で感染してる感じです。
・今回のゾンビは、音に反応し襲ってきます。
・獲物がいない間は、仮眠（PCのスリープ）状態であまり動かず、フラフラしていますが、少しでも音が鳴るとそちらへダッシュしてきます。
・イスラエルでは、大量の感染者が向かってくるも、全ての感染者が避けていく人間がまれに出てきます。
　これはその人間自身がすでに別の病原体を保有しているため、ゾンビウイルスが感染を避けるんだそうです。
　要は、人間が健康な牛のお肉は食べるけど病気の牛のお肉は食べんのと同じで、健康な人間しかゾンビにしてもらえん（自分の種を増殖させない）のです。


【ラスト】
という事でイギリスにある国際保健センターへ飛行機を向かわせます。
しかし、貨物室とつながるエレベーターが動きドアが開くと！
最悪なことにゾンビが1体CAに襲いかかり、それを期に感染がどんどん広がりパニックに陥ります。

万事休すで、女兵士が持っていた手りゅう弾をブラピが投げると、機体に穴があき気圧差でゾンビ達はを吸い出されます。
しかし、それが原因で飛行機はイギリス本土のどこかに墜落しますが、ブラピと女兵士はシートベルトをしてたので負傷はしたものの助かります。
そして国際保健センターにたどり着きます。


⇒イギリス（国際保健センター）
からがらセンターにたどり着くとブラピは意識を失います。
保健センターの職員たちと自分の推論を照らし合わせます。
「健康体でなければ襲われない」「施設内にある天然痘やSARSなどのウィルスを自分たちに打てば、感染者たちからはカモフラージュになる！」という仮説に対し、代案もないのでそのウイルスを取りに行きます。

しかしそれらの病原菌は、すでに多くの感染者に支配された別棟にあるということです。
そっからは、ビラピ、女兵士、館長の3人対ゾンビ約80人のかくれんぼです。
カウンターの陰に隠れて、ゾンビが向こう向いてる間にササッと移動みたいな…（メタル・ギア・ソリッドでございます）
女兵士と館長は、もう少しのところでゾンビに見つかったため、元の通路まで逃げかえってきます。
途中ゾンビを引き付けるために別ルートを行ったブラピは、ウイルスの保管部屋にたどり着きます。

ブラピは、保管部屋に入るものの、何が何の病原体なのかよくわかんないのでそれっぽい瓶を片っ端からケースに詰め込みます。
そして部屋を出ようとすると、ドアの外にはすでにゾンビが１体待ちうけておりました。

どうにもならんので、ケースに入れたウイルスのうち１本を自分に打ち、しばらくしてからまたドアの所で対峙します。
ウイルスが効いているのか？それよりも仮説は正しいのかわからないままブラピはドアを開けます。
見事ゾンビはブラピを避けます。
そしてわざわざペプシの自販機を壊し、1本をプシュッ飲み干すとなだれ落ちてくる缶ペプシの音に大量のゾンビがブラピのところへなだれ込みますが、すでに病原菌の保菌者なので、川の水が岩を避けるように避けていきます。
そして堂々と仲間の元へと戻ります。

その後、この事を国連事務次官をはじめ各国、各地に伝えられ、生存者の救助とゾンビの駆除が始まります。
スタジアムに集められ爆撃されたり、四方八方から火炎放射されたり・・・元は人間だったのに。

ただし「これで解決したわけではなく、時間を与えられたのだ」という事で、ウイルスの発生も原因も究明されずおしまいです。

【勝手な推測】
増えすぎた動物が本能的に集団自殺したりするようなのと同様に、地球上に増えすぎた人間の人口を適正数にする為の自然界によるの人口調整なのではないかと思いました。

【感想とか】
まず、主役がブラピじゃなかったらどうやねん！ってところです。
あと話が大きくなりすぎて、ちょっと都合の良過ぎる所とか、風呂敷畳むのが大雑把になってしまってるので、やっぱしゾンビ映画は、「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「28週後」の方がオイラは好きです。


【おまけ】
AIで動くゾンビの群衆 CGメイキング動画

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[1回]

【キャスト】


【あらすじ】
ならず者たちが集まる石油採掘現場。
オットウェイ（リ―アム・ニーソン）は、野獣の攻撃から作業員たちを守るために雇われた射撃の名手である。
最愛の妻が去った後、彼は流れるようにこの場所に辿り着いていた。

ある晩、彼は、休暇で家族の元へ帰る作業員たちと共に飛行機に乗り込むが、凄まじい嵐に遭遇し、アラスカの山中に墜落してしまう。
放り出されたのは、激しい吹雪が荒れ狂い、全てが深い雪に覆われた想像を絶する極寒の地。
目覚めたオットウェイが見つけたのはバラバラになった機体と、ディアス（フランク・グリロ）、タルゲット（ダーモット・マローニー）、ヘンリック（ダラス・ロバーツ）、フラナリー（ジョー・アンダーソン）、バーク（ノンソー・アノジー）、ウェンデル（ジェームズ・バッジ・デール）らの生存者たちだった。


残された少ない道具で火を起こし、わずかな暖を取っていた男たちは、やがて自分たちをじっと見つめ、暗闇に光るいくつもの眼に気付く。
そこは野生のオオカミたちの縄張りだったのだ。
オオカミの習性をよく知るオットウェイは、望みの薄い救助を待つよりも、この場所から移動することを提案。
生存者たちは確かな方角も定まらない中、生き残りを懸けて南を目指して歩き出した。

しかし、まともに食料が手に入らない状況に加え、あまりにも過酷な大自然の猛威が彼らの行く手を阻む。
ひとり、またひとりと減ってゆく生存者。
諦めれば一瞬ですべてが終わってしまう絶望的な状況の中、どうすれば生き延びることができるのか。
愛する人の元へ帰りたい、もう一度会いたい。その切なる願いを胸に“生きること”に執着する彼らの、生死を賭けた壮絶な闘い。その果てに待っているものは……？（Movie Walkerより引用）
【ラスト・ネタバレ】
・リーアム・ニーソン以外全員死亡です。
　狼に襲われたり、寒さで凍え死んだり、ロープが切れて落ちたり、川でおぼれたり・・・
・氷点下20度という設定なのですが、その状況下でむやみに動き回らん方がよいと思いました。
墜落した飛行機の残骸で何とか砦を作れば、３～４日はしのげられるだろうし、さすがに飛行機落ちたら捜索もすると思います。そん時はやっぱ墜落現場にいた方が発見されやすいと思うのですが・・・
・イーサン・ホークの「生きてこそ（Alive）」の話が出てきますが、結果は惨敗です（生き残り数とか内容とか・・・）
・最後は河原でオオカミのボスと決闘です。そこで結末を見せずにエンドクレジットですが、その後に横たわっているだろう狼に顔を寄せるリーアムが写り結末がわかります。
どうせなら決闘シーンも見せろよって感じです。

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