人間とヴァンパイアとの映画「プリースト」を観た
ゾンビモノはかな～り出尽くしたのでしょうか？次はヴァンパイアモノが色々と出てきます。


上映時間は87分と短いですが、話の展開が早いのでテンポよく見れます。
前評判はあまりよくないですが、個人的に非常に好きな映画です。
格闘・戦闘シーンも暗さで誤魔化さず、夜のシーンでも明るめで分かりやすい所も好感です。






「プリースト」とは「 聖職者」とか「司祭」って意味だそうですが、この映画の中では、ヴァンパイアを殺す訓練を受けた人たちの事です。
主人公の名前も「プリースト」と呼ばれていました。

出演は、ポール・ベタニー（レギオン）、カール・アーバン（ロードオブ…のエオメル）、カム・ジガンデイ（パンドラム）、マギー・Q（ダイハード4.0）、リリー・コリンズ、ブラッド・ドゥーリフ（ロードオブ…の蛇の舌）、スティーブン・モイヤー、クリストファー・プラマー（Ｄｒ．パルナサスの鏡）など

【あらすじ】
ヴァンパイアとの戦いに勝利して生き残った伝説の戦士プリースト（ポール・ベタニー）は、ある日ヒックス（カム・ジガンデイ）という青年から、プリーストの兄家族が、絶滅したと思われていたヴァンパイアに襲われ、めいのルーシー（リリー・コリンズ）が連れ去られたことを知る。
新たに人類に危機が迫っていると感じたプリーストは、活動を妨害する教会の制止を振り切り、ヒックスと共にルーシーと人類を救うため、戦いに身を投じていく。


話自体は、目新しさはないけど世界観やバイク、武器などの造形や雰囲気が好きなら楽しめます。
十字架型の手裏剣とか2連口径の銃とか楽しいです。
バイクで走る景色や列車、防壁に囲まれた首都などがなんとなくFF7をモチーフにしてない？と思われる部分がチラホラ。首都がミッドガルっぽかったり…


で、問題はヴァンパイアなんですが、なんだかバイオハザードのリッカーのようなただのモンスターで、結局ゾンビモノと同じようにワラワラと出てくる怪物をやっつけるだけになってしまって、せっかくヴァンパイアを使った良さがないところがもったいないです。



例えば、イーサン・ホークの「デイブレイカー」とかジョシュ・ハートネットの「30デイズナイト」に出てくるヴァンパイアみたいな設定だったらおもろいんじゃない…ヴァンパイアの中でも種族の階層があったりして。

敵役のブラック・ハット（カール・アーバン）は、もともとプリーストでしたが前の戦争時にヴァンパイアに捕まり、餌になっていたところをヴァンパイアクイーン（シルエットしか見れませんがでっかいモンスターです）に血を飲ませられ、ヴァンパイアになりました。



混血種は非常に都合がよく人間の知能にヴァンパイアのパワーが備わり、しかも太陽にも強いスーパーハイブリットです。（ヴァンパイアは全員こうなれば余裕で人間に勝てます）

その他、ヴァンパイアになりたがる人間もおり手下となって働きます。

















【ネタバレ】話のおおまかな流れはこんな感じ
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昔、人間とヴァンパイアが戦って人間が勝ちました
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城壁で囲まれた街で平和に暮らしていました
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郊外で主人公の兄弟の家族がヴァンパイアに襲撃されます。
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主人公は、組織に討伐の許可がもらえず。でも単身で討伐に
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ヴァンパイア見つけてやっつけたけど、なんかおかしい
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調べてみたら、大きな巣があって、すでにモヌケのカラ
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巣の近くの街が一晩で壊滅
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ヴァンパイアは、列車を使って首都を襲撃するようだ。
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あ！ダイナマイト発見。線路を爆破だ！
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列車襲撃班と線路爆破班とで別れて行動
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それぞれ手下が邪魔をする
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爆破班（マギー・Q）が手下をやっつけたけど、起爆装置も壊れた・・・
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襲撃班：保安官、列車から落下→落ちてた敵のバイクで追いかける
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襲撃班：主人公、カール・アーバンにボコボコ、女の子（主人公の娘）と一緒に逃亡か！
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主人公が、最後の力で十字架型短剣で逃亡を阻止
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爆破班は、バイクにダイナマイトくっつけて列車に突進！
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列車とバイクがドッカーン！！！！
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人間様の勝ち～
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ヴァンパイアの首をもって教会へ！まだまだおるがね！
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女王ヴァンパイアをやっつけるため、マギー・Ｑと出発
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おわり



クイーンヴァンパイアをやっつける旅に出る続編は、興業収入がイマイチなので未定です

[3回]

ジョニー・デップ＆アンジェリーナ・ジョリーの２大ビッグネームの映画「ツーリスト」を見ました。


キャストは、ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー、ポール・ベタニー、ティモシー・ダルトン(007)


【あらすじ】
傷心を癒すためイタリアを訪れたアメリカ人旅行者フランク（ジョニー・デップ）は、ベネチアに向かう車中で見知らぬ上流階級の美女エリーズ（アンジェリーナ・ジョリー）に声をかけられる。
妖艶な彼女に誘われるまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。
しかし、すべては仕組まれた罠だった……。
謎の美女エリーズに翻弄され、知らないうちに巨大な事件・陰謀に巻き込まれていくフランクの運命は……？



途中、ジョニーデップがギャングに追いかけられたりしますが、ヒョイヒョイと走る姿は海賊映画の影響ではないかと思われます。

ベニスの美しい街と世界的な美男美女とがなんともうらやましい映画でございました。

この映画は、最初に知識なしでみて、もう一回全てのつじつま合わせで見ても良いかもしれません。
ネタバレみちゃうと、全ての謎は消滅しますのでご注意。












【激しくネタバレ！！！】

・アンジェリーナ・ジョリーは潜入捜査官です。惚れやすく感情移入しやすい女性は向いてないと思いますが…
・ギャング(ボス＆幹部)は警察に打たれて死にます
・謎の男AP（アレクサンダー・ピアーズ）は、ジョニー・デップです

[0回]

嫁や子供たちはもうすぐ夏休みだと浮かれ始めております。
さてさてそんな呑気な家族とは真逆の「児童虐待」から展開する「ケース39」を観ました。



出演は、レニー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズの日記)、ジョデル・フェルランド(サイレントヒル)、ブラッドリー・クーパー（Aチーム）などなど
子役の女の子がめっちゃ魔性です。


【あらすじ】









結構おもしろかったです。
主役は、レニー・ゼルウィガーよりももちょい若くてきれいな人の方がいいなぁと思いましたが、「母性」という点では、こちらで正解かも。

ほいで何よりも子役のジョデル・フェルランドがかわええ～。
悪い事しても「お父さん許しちゃうゾ！」って感じ。


で、この子が超ミステリアスなのでございます。
もともとの親にオーブンで焼き殺させる所を助けられ、その後レニー・ゼルウィガーとともに生活をしていきます。





しかし周辺では、虐待児童による両親の虐殺や原因不明の事故死など、不可解な殺人が続きます。
そして事件の前にはこの子の痕跡が・・・



【ネタバレ】
結果的には、女の子版オーメンのような感じで、悪魔に取り付かれた子が生まれてきたようです。
オーブンで殺そうとしていた夫婦も、もとは子だくさんで明るい家族のようでしたが、子供らはなんらかの方法で殺され、追い詰められていったようでした。



幻覚を見せたり、催眠術的なものをかけたりして人を操り、周囲の人間や本人を殺していきます。
中でもカウンセラーに逆質問をして怖いモノを聞き出し、その恐怖を見せて殺してしまうシーンはなかなかしびれました。（実際はスズメハチがきらいで、耳の中で羽音がするかと思ったらどんどん湧き出してきてしまいにはまぶたからもハチが湧き出し、バスルーム中がは血だらけの中で狂って頭を打って死んでしまいます。）

後半、瞬間的に憑依していたものが見えたり、最後には女の子のものとは思えないような腕が主人公をつかまえますが、完全な実態は見せません。
正体がわかった途端、興ざめ（スーパー○８）とかになる場合が多いので、これはかえって正体が完全でなくて良かったと思います。

前述もしましたが女の子版のなかなかおもしろオーメンです。

[0回]