「シックス・センス」の監督・脚本したＭ・ナイト・シャマランの映画「デビル」を観ました。



エレベーターというシチュエーションでさらに80分という短めの尺なので大して期待してませんでしたが、なかなｋ内容の詰まった映画でございました。
人の仕業？悪魔の仕業？って疑問を抱きながら見ていく映画ですが、動機のなさや人間関係から人の行為ではない予感がします。

【キャスト】
【あらすじ】
高層オフィスビルで一人の男が墜落死した。
現場に急行したフィラデルフィア市警殺人課のボーデン刑事(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に不自然な思いを抱きつつも、状況から自殺と断定する。

その頃、エレベーターの一基が突然停止し、セールスマン風の男(ジェフリー・エアンド)、老女(ジェニー・オハラ)、警備員のラーソン(ボキーム・ウッドバイン)、身なりのいい若い女(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)、そして整備工の若者(ローガン・マーシャル＝グリーン)の5人が閉じ込められた。
状況に気が付いた警備室の警備員ラスティグ(マット・クレイヴン)とラミレス(ジェイコブ・バルガス)は整備担当のドワイトに故障したエレベーターの確認に向かわせる。

エレベーターの中で５人はパニックになりながらもなんとか冷静さを保とうとしていたが、突然照明が消えて再点灯したとき、若い女の背中が切られて出血。5人は誰が犯人かお互いを疑う。
その状況を監視カメラのモニターで見たラスティグは警察に連絡。無線を聞いたボーデンは警備室に向かい、中の5人に落ち着くように話す。
だが、エレベーターにはボーデンの声は届いているもののエレベーターからの声はまったく聞こえない。

ボーデンは消防署のレスキューに連絡、閉じ込められている5人の身元を調べるためにロビーの入館者名簿を調べに行く。
その間にエレベーター内では再び照明が消え、鏡が割れた音が聞こえたと同時に点灯すると、そこには首に鏡の破片を突き立て、セールスマンの男が死んでいた。
そんな中、屋上からエレベーターのワイヤーを伝って下りようとしていたドワイトが墜落死。

敬虔なクリスチャンのラーソンはこれが悪魔による仕業だと言う。
最初はラーソンの戯言だと考えていたボーデンは、自殺者がオフィスに残していた「悪魔の足音が聞こえる」という謎のメモや、閉じ込められている5人の素性が明るみになることで、ラーソンの言う悪魔の存在が頭をよぎる。

閉じ込められた5人がなぜ死ななければいけないのか、その事実を知った時、ついにその恐怖の正体が目の前に現れた……。

↓冒頭は自殺者のシーンから


↓たまたま乗り合わせた5人なのか？それとも…


↓無線中なのが、なかなか切れ者の刑事さん　その他は警備会社の人


↓突然エレベーター内の鏡が割れます


↓照明が消えると人が殺されるので、携帯で明かりを灯しますが…





【ネタバレ】
犯人（？）はこの人↓


途中で首つり状態で死にますが、悪魔の化身なので最後に「ムハハハハ・・・」と現れます。
エレベーターで乗り合わせた5人はそれぞれ業を背負った人間なので、悪魔に一か所に集められ魂を刈り取られる羽目に遭うのでした。

アンガールズ田中似のサラリーマンはネズミ講詐欺師、黒人警備員は暴行犯、若い女性は結婚詐欺(？)恐喝(？)、白人青年は当て逃げ犯、おばさんは・・・窃盗犯みたいな罪の持ち主です。

白人青年は、最後に懺悔したので悪魔も赦しちゃうっていうところがムムムです。
この白人青年が事故って殺してしまったのが刑事の奥さんと子供という事で、刑事もこの事件にかかわっております。

エレベーターに閉じ込められた人以外にも、警備員や整備係の人が死にますが、悪魔はそれを邪魔する人も殺してしまうそうです。
このデビルもおもしろかったですが、ファイナル・ディスティネーション1・2の方がおもしろいです。

おしまい

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[1回]

2001年のフランス映画「ヴィドック」を見ました。


ガラス仮面の殺人犯と落雷で炎上する被害者のシーンが印象的です。



【キャスト】
ジェラール・ドパルデュー(1492 コロンブス)、ギヨーム・カネ(ザ・ビーチ)、ムサ・マースクリ

【ストーリー】
1830年パリ、大泥棒から名探偵への転身を果たした英雄ヴィドック（ジェラール・ドパルデュー）死亡のニュースが伝えられていた。
生前、彼自身から自伝執筆の依頼を受けたというエチエンヌ（ギヨーム・カネ）は、ヴィドック殺しの犯人探しを始める。

ヴィドックが死んだガラス工場では、警視総監のロートレンヌ（アンドレ・デュソリエ）と部下のトゼ（ジャン・ピエール・ゴズ）が調べていたが、全く手がかりは見つからない。
一方、エチエンヌは独自に調査を進めるが、彼が訪ねた人物は、ヴィドックを殺した黒いマントの殺人鬼に咽喉を切られてしまう。

やがてエチエンヌは、ヴィドックの死を見届けたガラス職人から話を聞くために、踊り子プレア（イネス・サストレ）やヴィドックの相棒ニミエ（ムサ・マースクリ）と共にガラス工場へと向かう。
そこに現われたのは、なんとヴィドック。
彼は釜戸の中へ落ちるふりをして、横穴へ入っていたのだった。

そして犯人の正体は、実はエチエンヌ。
2人は再び乱闘し、エチエンヌはヴィドックに殺されるのだった。（goo映画より引用）


おい！犯人の正体出てるやん！
どうせネタバレで書くけどさぁ・・・

ということで、若い作家エチエンヌが証人を殺して回る映画でした。







犯人の動機は、雷に撃たれて死んだ変体オヤジ3人が、自分らの不老不死のために、貧民街から処女を買ってきては生贄にしてたので殺されたようです。
でも、なぜ証人を殺して回る？

ヴィドックってフランスでは有名な人なのかな？
だとしても、太っちょオヤジよりもうちょっとかっちょええ人にした方が画面的には良いのではと思いますが。
相棒のニミエの方がさらに人相悪いです。

犯人エチエンヌは、ジョジョ(漫画)の若いころのスピードワゴンのような感じでした。

ゴシック調（？）といいますか、300（スリーハンドレット）のような映像は、なかなか良い雰囲気でした。

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[1回]

リーアム・ニーソンのサスペンス映画「UNKNOWN/アンノウン」を観ました。

おもっきしネタバレ書いてますが、この映画はネタバレを見ないで見た方が、断然面白いと思います。

【キャスト】
リーアム・ニーソン（スター・ウォーズEP1：クワイ・ガンジン）、ダイアン・クルーガー（イングロリアス・バスターズ）、ジャニュアリー・ジョーンズ（Ｘ-ＭＥＮ：ファースト・ジェネレーション：ダイヤみたいになる悪者の女）、エイダン・クイン（ジョナ・ヘックス）、ブルーノ・ガンツ（ヒトラー　最期の12日間：ヒトラー ）、セバスチャン・コッホ（ブラック・ブック）、フランク・ランジェラ（スーパーマン リターンズ）

【ストーリー】













【ネタバレ】
リーアム・ニーソン自身こそが暗殺集団のリーダーであり、バッグを取りに行った際に事故に遭って消息不明になった時点で代役がリーアム・ニーソンのするべき役を演じるBプランに代わったというお話です。

失った記憶を事故ったタクシーの運転手のおネェちゃんと一緒に取り戻していきます。
話を進めていくと主人公は、だんだん記憶を取り戻しますが、なぜか暗殺者リーダーだった事実には向きあわず、暗殺を実行する事もなく、逆に暗殺を阻止します。
そしてタクシーの運転手のおネェちゃんと別の人格（夫婦）としてカナダだったと思いますが、奪ったお金で暮らしましたとさ。

というお話でした。

【感想とか】
・めっちゃ緻密な計算で計画練ってたのに、なんで空港でバッグをタクシーに乗せ忘れた～ん？
・地下鉄に乗る時に後ろから人がついてきているシーンがありますが、自分の命を狙っている暗殺者なのか、ただの電車に乗り込むお客なのかでハラハラします。
尾行者(?)は、地下鉄に乗り損ねますが、じつはこの人は暗殺者だったのが後ほど解りちょいとばかりゾッとします。
・暗殺道具とか見れると良かったかもね。
・東ドイツ時代のスパイのおっさんの存在がよくわからんかった。
・看護婦、おまえ何者？
・前半は、？を拾い集めて、後半からはスピード感を出しながら？を回収していく展開はおもしろかったです。
・何度も見ようと思いませんが、見ても失敗ではない映画のひとつだと思います。

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